(国語)
ひたすら読む事、同じ文章をわかるまで何度も読み続けていました。漢字に関しては努力次第です。やるかやらないかで結果が大きく違うと思います。文章を読解するにはある程度の教養も必要です。新書などを読むといいかもしれません。これは一概に言えませんが小説の読みすぎは控えた方がいいと思います。深読みしすぎる癖がついてしまうからです。
(数学)
計算力に関してはひたすら手を動かすだけです。ただ、計算のケアレスミスだけは放置してはいけません。必ずもう一度やり直すことが大切だと思います。数学は定義の上での議論ですので定義をおろそかにしてはいけません。そこから生まれる定理は全て導けるようにしていました。美しい答案を書くことを大事にしてください。美しいとは論理的に正しいことです。美しい答案を書ける人は明らかに数学力が高い人です。試験官の先生は見抜いてくれると思います。
(英語)
単語を書いて覚えることは無駄です。必ず口に出して覚えるようにしていました。自分が読んだ文章で出てきた分からない単語は必ず調べましょう。電子辞書でもいいと思います。中学生だからと言って中学生が知らなければいけないような単語だけを覚えるようでは将来に生きてきません。多少なりとも難しい単語でも覚えるようにしていました。いい英語の文章を見つけたらそれを暗唱できるようにしましょう。これは確実に文法力を上げられます。英語はフランス語ほどではないですが文法に忠実な言語です。文法を覚えさえすれば読めない文章は少なくなると思います。
(理科社会)
理科社会はとにかく興味を持つことが大事だと思います。興味はある程度自分で努力して苦手意識をなくすことによって生まれます。僕が受験生の時、理科社会は国数英での勉強疲れを取るためにしていました。好きになるとそうなると思います。
勉強方法
ベストな勉強方法は人によって異なるので一概に言えません。僕が行っていることも全ての人に当てはまるとは言えません。僕の知る限りベストな勉強方法を持っている人はいないと思います。ベストな勉強方法を見つけるには時間があまりにもたりないからです。勉強が本当に得意な人は常にbetterな勉強方法を探し続けている人です。
勉強時間
時間じゃなくて何をしたかが大切だという人がいると思いますが、僕はそうは思いません。多くの時間をかけることはモチベーションの向上にも繋がるし、何より本番の自信につながります。僕は高校受験でも大学受験でも緊張しませんでした。それは胸を張って十分と言える勉強時間を費やしたからだと思います。
(国語)
〇漢字をとにかく強化した。中学で漢検2級までとりました。高校受験で加点してもらえるところもあるので漢検はとっておくと有利になると思います。
〇通信教育(Z会)をやっていたので、月に2題ほど長文読解をやっていた。
(数学)
〇計算ワークを5~10題毎日解く。(時間を計ってやる)
〇授業の予習を自主的に行って先取り学習をしていた。
〇土日に学校配布の問題集を解いて定着させた。
(英語)
〇とにかく単語と文法(とにかく暗記)
〇問題を解いて文法を理解できているかチェックする。
〇中学の時はラジオの基礎英語を欠かさず聞いた。(リスニング対策)
(社会)
〇基本事項、覚えるべきことを徹底的に覚える。
〇問題集は最低2周する。
○漢字は勉強しておくと高校生になっても小テストで出てきたりするのでお得です。中学生までに漢検準2級まで全部取得しました。
○説明文はテーマを押さえて正確に読む。感覚で読まない。人によりますが、私は線を引きながら読んでいました。(「つまり」「しかし」などの後は大切なことが書かれていることが多い!)
○物語文は人物の感情が動いた時に注目する。慣れてきたら、天気などの情景と人物の感情が繋がっていることがあるのでそこもチェックする。(例えば悲しい時に雨が降る、とか)
(算数、数学)
○基礎も大事ですが、ずっと基礎をやっていても成長しません。賛否両論あると思いますが、意外と応用問題をやって基礎的なことに納得がいくこともあるので、私はある程度計算に慣れたら応用問題にいくのも一つの手だと思います。
(理科)
○着実にわからないところを無くしていく。何回も問題を解いていると気づくと思いますが、問題に出されるのは同じようなものばかりです。その大事なところを理解してしまえば理科はすぐ出来るようになります。
(社会)
○流れを掴む。私は社会が苦手だったので、暗記が出来ない人の気持ちがよくわかるのですが、初めは年号など細かいところは覚えなくても良いと思います。これがあったからこうなって、それからこの法律が制定された、と言ったように、因果関係を掴むと少しは覚えられます。でもテストでいっぱい年号を書かせる先生とかもいるので、そこは先生の癖を見つけて得点を稼ぐのも賢い手段です。
(英語)
○文法と単語を覚える!言語は文法と単語がわからないと始まりません。長文は、学校の授業などだけでも、かなり読めるようになります。もちろん受験前には長文練習もすると思いますが、まずはこの2つを頭に入れれば、周りに差をつけられると思います。
○単語の覚え方は、私はまず目で追って覚えるようにして、覚えられてなかったら覚えられるまで紙に殴り書きしながら口に出していました。口に出して耳で聞いて手で覚えるのですぐ定着します。それと、これは高校生のときですが、同じ単語帳を使っている友達と毎週テストをしていました。何か機会がないと一人では後回しにしてしまうことも多いと思います。
○前後の文脈から知らない単語を予測できるようになる。テストや受験の時には辞書は使えないので、長文を読む時にはまずは辞書を使わないで一通り読めるようになっておかなくてはなりません。丸つけの時に知らない単語を調べて覚えていけば大丈夫です。
○読んだ文章を音読をする。音読してみるとわかるのですが、目で読むだけでは意外と単語を飛ばし飛ばしに読んでいることがあります。まずは意味が取れなくてもいいのでしっかり全ての単語を音読してください。慣れてきて、読みながら頭の中で意味を考えられる様になったら完璧です。リスニングもかなり出来るようになります。
○私は受験期には1ヶ月ごと、1週間ごと、1日ごとで、大きい目標から細かい計画まで立てていました。計画通りにいかないことも考えて予定調整用の、週に一回ほど何も無い日も作ると上手く回ると思います。
〇勉強するときは終了時間を決める。
勉強するときは何時までやるかをあらかじめ決めておきましょう。終わりの時間を決めておくことで自然と時間の意識をするのでやる気が高まります。(例)18時までは国語の問題集をやる。
〇勉強した内容と時間を記録する。
これを毎日続けることでそれぞれの教科に対して勉強の量の偏りを把握することができます。特に苦手な教科は避けがちですが、どの教科もまんべんなく取り組みましょう。(例)今日は英単語の暗記30分(P10~12)と数学の問題集を2時間(P30 ~45)やった。
(国語)
〇漢字はとにかく書いて覚える。モチベーション向上のために漢字検定を受験するのもあり!
〇文章を読む習慣をつける。本や新聞、ネットコラムを読む時間を設ける。
〇記述式解答は必ず誰かに添削してもらう。
(英語)
〇単語は見るのと書くのを6:4の比率でやる。書くだけで覚えようとするのは時間と労力の無駄。書く時にはスペルを意識!!すき間時間で見る回数を増やそう!
〇答えはなるべく文章で書く。
〇間違えたら一つの文を3回書く。
(数学)
〇途中式はしっかりと書く。間違えたときにどこでミスしていたかを明確にする。
〇間違えた問題だけをまとめるノートを作る。解法や公式を青で、1回目に解いて間違えたり、分からなくなったところを赤でマークしておく。
〇とにかく演習