小学生におすすめの本 1

中学生編はまた続きを書くとして、小学生編です。低学年と高学年だとずいぶん違いますがね。低学年なら、まずはドラえもんですかね。オススメの本として、漫画を書くと期待を裏切るような気がするので、漫画編はまた後日。

1 雪窓 安房直子

 いきなり皆さんがあんまり知らない人かもしれません。安房直子さんは、この雪窓だけが素晴らしいのではなく、どれもみんな面白いです。音楽的な響きを大切に書いていることと、ちょっと不思議だったり、怖い要素を含んでいたりすることが特徴です。アンデルセンやグリムにも怖い要素ってありますよね。あんな感じ。

 

2 てぶくろを買いに  新美南吉

 「ごんぎつね」もいいんですが、かわいそう過ぎちゃって。この作品はただ、とてもとてもかわいい。絵本も素敵なのが出版されてますよね。いいですよね。世界で一番愛にあふれた童話だと思います。

 

3 楽しいムーミン一家 トーベ・ヤンソン

 私の、人生最初の愛読書です。ムーミンシリーズは冒険小説で、青春前期小説なのかもしれません。でも、ホームドラマのようでもありますし、外国文化への憧れも誘います。コケモモのジャムってどんなものかなあ、とワクワクしながら読みました。ムーミンパークもできたことですが、可愛いキャラクターというだけではなく、とても面白い文学作品です。フィンランドにいつか行ってみたいけど行けそうもないから、埼玉に行ってみようかなと思っています。(これも続く)