小学生におすすめの本 2

4 海底二万マイル  ジュール・ベルヌ

 SF小説、冒険小説の古典的作品です。夢中になって読めます。科学的で論理的な説明がすごいのです。なぜ、あんな昔にこのような作品が書けたのかが不思議です。手塚治虫もそうなんですが、未来を見てきた人なんじゃあないかと思ってしまいます。

5 ハリーポッターと賢者の石 J・Kローリング

 現代のトム・ソーヤですね。300年経っても誰もが読む本なのでしょうか。ウィットに富んだ会話とか、洒落たユーモアとかは日本の小説にない魅力です。秘密の部屋あたりまでは、可愛いし、明るいんだけど、謎のプリンスぐらいからは怖くてね。ヴォルデモードが夢に出てきそう。結論として可愛いから賢者の石が一番。

6 日本民話

 このざっくりとしたおすすめは卑怯かもしれません。子どもの最初の本として、「ドラえもん」は不滅ですが、そこから、民話へたどることは子供の成長過程において大事だなあと思います。東北地方の民話とか、中部地方の民話とか、中国地方、九州、沖縄や、はたまた地元八王子の民話とか、相模原の民話も面白かったです。まあ、不思議とどこも似たような話が多いなあとも思いますが。それでもなお、日本人の心の中に、意識しない思考方法や行動の中に、民話は深く根付いています。 (つづく)